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【2024/05/19 09:24 】 |
未来と口にしながら、結局、俺を動かしていたのは過去の頸木だ

最終話見終わって、しばらくは放心状態でした


涙出てくるし
あ、また考えたら涙滲む…

が、しかし!
落ち着くと共に思い出すのは、あまりにもBLな回だった各シーン

だいたい、初っ端からだった
昔の女が忘れられない葵にお仕置きすべく、葛が勲お兄様について行っちゃってから3ヶ月
葛をやっと見つけた葵…の再会シーンは前の日記で翻訳した通りwww
その続きから最終話は始まります

掻き口説く葵に
葛「知ったような事を」
葵「知ってんだよ。もうだいたいお前の事は」
そして
葵「戻れ葛」
葛「桜井/機関はもう…」
葵「誰も、そんなつまらない組織へ戻れなんて言ってない。俺達の所へだ」

これは多分誤植ですね
「戻れ、俺の所へ」が正解です

軍人の家に生まれ、厳格な祖母に厳しく育てられた葛は、堅くて真面目で融通が利かなくて頑固です
でも、いつも葵の熱い言葉に揺さぶられる

優しく愛される事を知らずに育ったから、熱く掻き口説かれたら絆されちゃう所もあるんだけど
だから、つい勲兄様について行っちゃったのよね
葵には裏切られたと思ってショック受けた後だったし

まあでも、勲兄様の事も好きだったんだと思うのよ
狸爺に殺されちゃった時、怒りを露わにしてた、あんな葛初めてだったね
でも、それを宥めるのも葵なんだよな
葵の一言で、自分を取り戻して

マッドフィジカリスト(物理学者ってこれで合ってる?)の市ノ瀬は、いい感じに困ったちゃんでしたwww
あの時代、御国のためだとか人々のためだとかで動いてる中、一人だけ自分のために自分の理論が正しい事を証明するために、爆弾を投下しようとした市ノ瀬
最後までブレてませんでした

そのお陰ってかそのせいで、再び空中のランデブーをする二人
1話の飛行機内で交わした乱歩の「屋根裏の散歩者」がまた出てきます
今時の若い方達は、江戸川乱歩なんて読んでないでしょうな
私なんぞは中学入って、図書室でまず乱歩全集を読破したものです

ここでも、葛は柔軟になった意識を語ります
この作品では、桜井/機関に集められた四人の、それぞれの捕らわれている過去と現実がテーマのひとつです
でも、一番大きく変化したのは葛でしょう
タイトルにも書いた「未来と口にしながら、結局、俺を動かしていたのは過去の頸木だ」と言う台詞に、葛の成長と変化が集約されています

飛行機の中で、再び「屋根裏の散歩者」の話をした葛の変化に、葵は嬉しそうに笑って
頑なだった葛の心が溶けた瞬間でした

さて、問題はその後です
爆弾を海へ運んで捨てるつもりだったのに、飛行機の燃料が漏れててもう飛べない
葵は、大気圏外まで爆弾を飛ばすと言い(サイコキネシス能力者)、葛は、ならばその後一緒に飛ぼうと言います(テレポート能力者)
しかし、葵は、気を失ってる操縦士や市ノ瀬を連れて先に飛べ、俺は自分の力で墜落の衝撃を抑えると言うのです

そんな事が出来るのか?と訊く葛に、
葵「なんだよ、まだお前俺の事を信用しちゃいないのか」
葛「そうだな…知れば知るほど」
葵「ったく、お前は…」

ここですよ!
これ、台詞だけ読んでもイチャこいてるようにしか見えませんが、吉野声と浪D声で言われてみ?www
しかも、二人とも雰囲気出し過ぎ!
絶対BLCDのスタジオと間違えてる←
それに絵が付いたら、BLそのものだったし!
葛が笑ったんだよ!
葛笑ったの2回しか無いけど、1回目(唇の端が上がっただけだったけど)も、葵に「今のお前が必要なんだ!」と言われた時だった
どんだけ葵に掻き口説かれるのが嬉しいんだ←
葵大好きオーラが見えて仕方ない
まあワタクシたいがい脳みそ腐りきってますけど、このシーンは腐ってない頭で見てもBLにしか見えんって!
その後葵が伸ばした手!
あれはマジびっくりした
絶対葛の頬に触れると思った
そう言う動き方だったよ?
やべえ!ちゅうする!って思ったもん
心臓破れるかと思った
あれ、OA分では手を握り合ってたけど、本当はちゅうしてるに違いない!

極めつけは、落ちた飛行機の現場で葛が葵を探すシーン
「葵!どこだ!葵ーっ!」
力の限り叫んでいました
冷静さを失わない葛が(他は勲兄様が殺された時くらい)、声を張り上げて叫んだのは、この時が初めてでした
勲兄様の時だって、声を荒げる事も無かったのに

まあ二人はちゃんと生きてますよ
上海かどうかはわからないけど、一緒に暮らしてます
漠然とではあっても、日本の未来を知り国や軍の裏側を知り、それでも日本に戻って軍人になりたいとは思わない筈
葛も、広い世界を見てみたいと言う気持ちになっただろうし

雪菜は日本に帰っただろうけど、いつか出会う時があるかもしれない
風蘭の事は、それとなく近況確認したりして遠くから見守ってるんだ

14話では何が描かれるのでしょう
二人の道が違っていたら悲しいので、それからの話は見たくない気もするんだけど
二期がありそうと言う人もいるようですが、多分二期は無いと思う
時代はこの後暗く悲しい戦乱の悲劇へ突入していきます
彼等には、その傍観者であって欲しい
傍観しながらも、時々抑えきれない正義感で、人知れずちょいと手を貸したりしてね


スタッフの皆様、本当にありがとうございました
こんなにのめり込んで激しく求めた作品は、初めてです
録画を繰り返し見て、何度見てもまた見たくて
終わってしまったと思うと、また涙が出てきてしまいます
感動をありがとう!


夜/襲最高!

拍手[8回]

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【2010/07/05 17:11 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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