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最終話見終わって、しばらくは放心状態でした 涙出てくるし あ、また考えたら涙滲む… が、しかし! 落ち着くと共に思い出すのは、あまりにもBLな回だった各シーン だいたい、初っ端からだった 昔の女が忘れられない葵にお仕置きすべく、葛が勲お兄様について行っちゃってから3ヶ月 葛をやっと見つけた葵…の再会シーンは前の日記で翻訳した通りwww その続きから最終話は始まります 掻き口説く葵に 葛「知ったような事を」 葵「知ってんだよ。もうだいたいお前の事は」 そして 葵「戻れ葛」 葛「桜井/機関はもう…」 葵「誰も、そんなつまらない組織へ戻れなんて言ってない。俺達の所へだ」 これは多分誤植ですね 「戻れ、俺の所へ」が正解です 軍人の家に生まれ、厳格な祖母に厳しく育てられた葛は、堅くて真面目で融通が利かなくて頑固です でも、いつも葵の熱い言葉に揺さぶられる 優しく愛される事を知らずに育ったから、熱く掻き口説かれたら絆されちゃう所もあるんだけど だから、つい勲兄様について行っちゃったのよね 葵には裏切られたと思ってショック受けた後だったし まあでも、勲兄様の事も好きだったんだと思うのよ 狸爺に殺されちゃった時、怒りを露わにしてた、あんな葛初めてだったね でも、それを宥めるのも葵なんだよな 葵の一言で、自分を取り戻して マッドフィジカリスト(物理学者ってこれで合ってる?)の市ノ瀬は、いい感じに困ったちゃんでしたwww あの時代、御国のためだとか人々のためだとかで動いてる中、一人だけ自分のために自分の理論が正しい事を証明するために、爆弾を投下しようとした市ノ瀬 最後までブレてませんでした そのお陰ってかそのせいで、再び空中のランデブーをする二人 1話の飛行機内で交わした乱歩の「屋根裏の散歩者」がまた出てきます 今時の若い方達は、江戸川乱歩なんて読んでないでしょうな 私なんぞは中学入って、図書室でまず乱歩全集を読破したものです ここでも、葛は柔軟になった意識を語ります この作品では、桜井/機関に集められた四人の、それぞれの捕らわれている過去と現実がテーマのひとつです でも、一番大きく変化したのは葛でしょう タイトルにも書いた「未来と口にしながら、結局、俺を動かしていたのは過去の頸木だ」と言う台詞に、葛の成長と変化が集約されています 飛行機の中で、再び「屋根裏の散歩者」の話をした葛の変化に、葵は嬉しそうに笑って 頑なだった葛の心が溶けた瞬間でした さて、問題はその後です 爆弾を海へ運んで捨てるつもりだったのに、飛行機の燃料が漏れててもう飛べない 葵は、大気圏外まで爆弾を飛ばすと言い(サイコキネシス能力者)、葛は、ならばその後一緒に飛ぼうと言います(テレポート能力者) しかし、葵は、気を失ってる操縦士や市ノ瀬を連れて先に飛べ、俺は自分の力で墜落の衝撃を抑えると言うのです そんな事が出来るのか?と訊く葛に、 葵「なんだよ、まだお前俺の事を信用しちゃいないのか」 葛「そうだな…知れば知るほど」 葵「ったく、お前は…」 ここですよ! これ、台詞だけ読んでもイチャこいてるようにしか見えませんが、吉野声と浪D声で言われてみ?www しかも、二人とも雰囲気出し過ぎ! 絶対BLCDのスタジオと間違えてる← それに絵が付いたら、BLそのものだったし! 葛が笑ったんだよ! 葛笑ったの2回しか無いけど、1回目(唇の端が上がっただけだったけど)も、葵に「今のお前が必要なんだ!」と言われた時だった どんだけ葵に掻き口説かれるのが嬉しいんだ← 葵大好きオーラが見えて仕方ない まあワタクシたいがい脳みそ腐りきってますけど、このシーンは腐ってない頭で見てもBLにしか見えんって! その後葵が伸ばした手! あれはマジびっくりした 絶対葛の頬に触れると思った そう言う動き方だったよ? やべえ!ちゅうする!って思ったもん 心臓破れるかと思った あれ、OA分では手を握り合ってたけど、本当はちゅうしてるに違いない! 極めつけは、落ちた飛行機の現場で葛が葵を探すシーン 「葵!どこだ!葵ーっ!」 力の限り叫んでいました 冷静さを失わない葛が(他は勲兄様が殺された時くらい)、声を張り上げて叫んだのは、この時が初めてでした 勲兄様の時だって、声を荒げる事も無かったのに まあ二人はちゃんと生きてますよ 上海かどうかはわからないけど、一緒に暮らしてます 漠然とではあっても、日本の未来を知り国や軍の裏側を知り、それでも日本に戻って軍人になりたいとは思わない筈 葛も、広い世界を見てみたいと言う気持ちになっただろうし 雪菜は日本に帰っただろうけど、いつか出会う時があるかもしれない 風蘭の事は、それとなく近況確認したりして遠くから見守ってるんだ 14話では何が描かれるのでしょう 二人の道が違っていたら悲しいので、それからの話は見たくない気もするんだけど 二期がありそうと言う人もいるようですが、多分二期は無いと思う 時代はこの後暗く悲しい戦乱の悲劇へ突入していきます 彼等には、その傍観者であって欲しい 傍観しながらも、時々抑えきれない正義感で、人知れずちょいと手を貸したりしてね スタッフの皆様、本当にありがとうございました こんなにのめり込んで激しく求めた作品は、初めてです 録画を繰り返し見て、何度見てもまた見たくて 終わってしまったと思うと、また涙が出てきてしまいます 感動をありがとう! 夜/襲最高! PR |
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