1週間前から書き始めて放置してた記事が携帯に残ってました…
以下↓
無性にラーメン食いたくなり、久しぶりにラーメン屋へ
京都のちゃんぽん麺屋だったのですが、ちゃんぽん麺の気分ではなかったので、豚そばと言うチャーシューの代わりに豚肉が乗った感じのものを食べてきました
とても美味しかったです
そんな私のラーメン事情はどうでもいい
食べながら、ラーメンは中華料理じゃないか
ま、ルーツ的な意味で
今ラーメンと呼ばれているものは、ほぼ日本で完成されたものですからね
葛も食べただろうか
5話で冷麺は出ていた
葛の唇に麺がちゅるんと入る瞬間は、きっとエロいに違いない←ここ
5話では葵しか食べてなかったですよ冷麺
あれ、本当は葛が食べるシーンも入れたかったに違いない
スタッフは葛大好きだし、ほんとは麺が入り込む唇をアップで描きたかったに違いない!←
てな事を妄想しながら食べていたら、ラーメンの事を調べたくなりまして
中国におけるラーメン、すなわち拉麺です
長いので、興味ない人はすっ飛ばしちまってください
さて、拉麺とは
引っ張り伸ばして作った麺の事を言います
拉は引っ張ると言う意味です
これに対しては切って細くする麺があります
拉麺は、生地を引っ張り伸ばしたものを半分に折り、また引っ張り伸ばす、と言う動作を繰り返し、1本が2本に、2本が4本に…と倍になって行く方式で細くします
現在の日本のラーメンは、切って細くするか、製麺機で突き出し方式で作るかが多く、どちらも切った麺の分類になります
日本のラーメン屋は明治終わり頃に登場しました
当時は支那蕎麦と呼んでたと思います
昔はウチのおばあちゃんも支那そばって呼び方使ったりしてましたね
今も、メニューのひとつとして存在していますが、支那と言う呼び方は侮蔑的なニュアンスがあると言う事で、戦後は使用が自粛され、中華そばと呼ばれるようになります
ラーメンと言う呼び方は、日清チキンラーメンが昭和33年発売になったのがきっかけだそうです
麺の種類は主にかん水を使ったものと、無かん水麺があります
かん水を使った麺は、独特の匂いと苦味を消すため玉子をまぜた製法もあり、玉子めんと呼ばれたりします
そこで中国の拉麺ですが
中国中部から北西部で食べられるラグマンを拉麺としており、かん水を使わないのでコシが無く、茹でた麺の上に味のついた具を乗せたものです
汁のある拉麺として有名なのは、蘭州拉麺などがあります
甘粛省の蘭州で食べられる、いわゆる中国のご当地ラーメンです
特徴として「一清二白三紅四緑五黄」と言われ、スープが澄んだ清湯・大根が入っている・唐辛子油・香菜・麺が黄色がかっている事を表しています
かん水を使った麺で、太さはいろいろ
具には牛肉を使い、どろっとトロみのある状態に煮込んだタレを麺の上からかけます
蘭州以外でも(北京や上海)蘭州拉麺が食べられる店はありますが、地元でのものとは少し違った拉麺になっているようです
中華文化圏では、拉麺とは麺を食べるもので、スープは飲まないことが多く、日本のラーメンは新鮮だったようで、日本拉麺として店も増えて行ってます
さて、次に冷麺
冷麺のルーツは北朝鮮で、朝鮮半島で食べられていた物です
茹でて冷ました麺の上にタレをかけ、味付きの具を和えたもの
味はまあ朝鮮半島味と言っておけばだいたいイメージ出来るのでは
中国の冷麺はコシが無い…と言うので無かん水麺でしょうか
タレはピーナッツソースに黒酢を混ぜたもの
これが中国北部へ行くと、酢っぱい味と言うものを嫌うらしく(腐敗のイメージから)酢は使用しなかったようです
南の方へ行くと、上海冷麺などは酢も使用されたと言う事
当時の日本の冷麺は、茹でた麺(支那そば)を冷やし、鶏肉・焼き豚・キュウリなどを乗せ、酢と醤油と砂糖を混ぜたタレをかけたものがあったようです
上海冷麺も、そんな感じじゃないかと推測されるので、5話で出てきた、女性と同じ待たせちゃダメな招財飯店の冷麺は、上記のようなものと思われます
長々と、ほぼうぃきまとめみたいな麺話でしたが、何か訂正追加などあれば、ぜひともお教えください
葛が食べた冷麺が、とても気になっている私です
記事を寝かせている間に、かねてから欲しかった花文字を統子さんよりいただきました!
リトルワ-ルド野外博物館に行かれた時、中国の花文字を書くイベントをやってたそうで
中国行かなきゃ手に入らないと諦めてたので、凄く凄く嬉しいです!
こっちは統子さんバージョン
どっちにも葛にハートが入っていると言う、夜襲ファンってか葵葛ファンか?と疑う、空気読めすぎな中国のおじさんにも感謝です
いつも拍手ありがとうございます!
長くなってしまったので、お返事は次回必ず!
[2回]
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